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【Mikikiの歌謡日!】第24回 OMSB、HALFBY × 王舟、STUTS × BIM × RYO-Z、Cornelius……今週のトキメキ邦楽ソング

【Mikikiの歌謡日!】第24回 OMSB、HALFBY × 王舟、STUTS × BIM × RYO-Z、Cornelius……今週のトキメキ邦楽ソング

Mikiki編集部のスタッフ4名が〈トキめいた邦楽ソング〉をレコメンドする週刊連載、〈Mikikiの歌謡日!〉。更新は毎週火曜(歌謡)日、新着楽曲を軸にマイブームな音楽を紹介していきますので、毎週チェックしてもらえると思いがけない出会いがあるかもしれません。紹介した楽曲はSpotifyとYouTubeのプレイリストにまとめているので、併せてお楽しみください! *Mikiki編集部

★〈Mikikiの歌謡日!〉記事一覧

Spotifyのプレイリスト
 
YouTubeのプレイリスト

 


【田中亮太】

HALFBY “くり返す feat.王舟”

アルバム『LAST ALOHA』収録曲、王舟をフィーチャーした極上メロウ・ソウル。7インチでのリリースを機にミュージック・ビデオが作成されました。ハワイの風景と古のSF感溢れる映像がミックスされていて、作り込みすぎないドラッギーさがナイスです。友だちが指摘していたのですがこの曲、スーファリのコレが元ネタですよね。

 

北里彰久 “子午線”

かつてHALFBYの名曲“Slow Banana”にフィーチャーされた男、ビーサンあらため北里彰久が先月リリースした新作『Tones』より。オブスキュアなイメージを重ねながらも、聴き手の心に残すのは確かな美しさ。

 

ロストフィルム “Move”

2000年代前半の堂島孝平というか最初期のceroというか、自分のいちばんすきな和製ブルーアイド・ソウルのテイストでズバリ刺さりました。好きです。

 

【高見香那】

STUTS、BIM、RYO-Z “マジックアワー”

7月に配信リリースされていたso nice!なコラボ曲のミュージック・ビデオが公開されていました。ビデオも相まって、ダルくてチルい“楽園ベイベー”っぽさがあって良い。

 

【酒井優考】

赤い公園 “きっかけ”

リンキン・パークの“One More Light”の歌詞を引用して自殺を思い留まらせた、というニュースを先日読んで、真っ先に思い出したのがこの曲。どん底にいて〈もうダメだ〉と思った時に、たまたま翌日が燃えるゴミの日だったからせめて明日までは生きようという、生きる〈きっかけ〉の歌です(歌詞はこちら)。この曲は燃えるゴミの日が生きるきっかけになったけれど、自分がつらい時はこの“きっかけ”がきっかけでとても救われました。“One More Light”や“きっかけ”が生きる力をくれたように、つらい時は音楽がきっと生きる力をくれると思います。

 

赤いくらげ “よじれる”

暗い気持ちに一緒に寄り添ってくれるものもあれば、一緒に泣けるのもあるし、かと思えばスカッとブッ飛ばしてくれるのもあるのが音楽のいいところだよな!って思います。元嘘つきバービーのドラマー、げるしーさんが加入して3ピースになった赤いくらげの新体制初MV。ニャースみたいなものすごい声に荒々しい演奏……あースッキリ。(ニガミや八八を特集してるなら赤いくらげも絶対いいよってSNSで教えてくれた方、ありがとうございます!)

 

【天野龍太郎】

OMSB “波の歌”

今週の一曲はこれです。

これはもう、超待望の新曲でしょう。オーエムエスビーのリラクシンでメロウなサマー・チューン。しかも、オムスのキャリアのなかでいちばんポップでキャッチーな曲なんじゃないでしょうか。リリックがぜんぶぶっ刺さります。最高。

 

Juu & G.Jee x stillichimiya “ソムタム侍”

ここで紹介していいのかどうか迷う、Juu、G.Jee、stillichimiyaによるタイ × 日本のコラボレーション・ソング。Juuのインタヴューがまた読まれているのは、たぶんこの曲でみんな気になったからでしょうね。G.Jeeのふにゃ~っとしたラップが印象的です。なんとなく言っていることがわかる田我流のリリックもすごい。ちゃんとタイ語の字幕付きなのもいい。ソムタム、おいしいですよね。

 

Sweet William & Jinmenusagi “cheat”

新曲ではないんですが、『la blanka instrumentals』がリリースされたのでビデオが出ました。もともとはプロデューサーのSweet WilliamとラッパーのJinmenusagiによる『la blanka』(2018年)の収録曲。Sweet Williamの仕事、と考えると、唾奇との傑作『Jasmine』に勝るとも劣らないすばらしいアルバムです。で、この“cheat”はビッグ・ダディ・ケイン“Ain't No Half-Steppin'”でも知られる定番ネタのESG“U.F.O.”をサンプリング。80sブギーっぽい、ねばっこいファンキーなフレーズをチョップして、絶妙なタイミングで絡ませていくところがSweet Williamらしいつくりですね。ちなみに『la blanka』のCDはタワーレコード限定販売です!

 

VaVa “kNight and Day”

2月にアルバム『VVORLD』をリリースしたVaVaの新曲。〈Lv1から始まる Day〉というラインに〈らしさ〉を感じます。adidas Originalsとのコラボレーション・ソング。

 

SNJO “Alive”

ホースリールを相棒に、砂丘にたたずむ新しいアー写も最高なSNJOくんの新曲です。Local Visionsのコンピレーション『Oneironaut』に収録された“ロング・バケーション”に続くこの“Alive”は、グル―ヴィーでポップなハウス。ハイハットの打ち方がかっこいい!

 

メトロノリ “まだ”

これも新曲ではないんですが、LAのCudighi RecordsからリリースされたEP『“?” letter』に収録された一曲です。自由に伸びたり縮んだりするような、独特の時間感覚を持った音と歌はほんとうに唯一無二だと思います。

 

For Tracy Hyde “櫻の園”

9月4日(水)にリリースされるニュー・アルバム『New Young City』から。ゆったりとしたダンサブルなビートがいいですね。

 

Cornelius “サウナ好きすぎ”

タイアップ・ソングとはいっても、こういうタイミングでCorneliusの新曲が聴けるのはうれしいです。歌を極限までミニマルにした『Point』以降と、歌うことにもう一度挑んだ『Mellow Waves』。その間にあるちょうどいいところがこの“サウナ好きすぎ”なのでは、と思いました。

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