LOW HIGH WHO?からのニュー・リリースは、福島出身のポエトリー・ラッパーによる初フル作。その中心を成す、悩み多き現代を生きる者に寄り添った応援歌の数々には、〈優しく残酷な世界に溢れるほどの光を〉との思いが。そんな並びにあり、比喩表現も随所に交えた“8月32日の夜”は、コンピュータに支配された42世紀の世界にまで空想を飛ばす曲。〈運命は変えられる〉の一念で語る歌詞にリリシズムが香る。