朝崎郁恵が2003年に故・安東ウメ子と行ったセッションへの想いから再び声をかけ実現した奄美民謡とアイヌ音楽のコラボ作。奄美の生活や言葉、伝統を知らない者にも懐かしく、身や心を清められた思いにさせる朝崎の国宝級と称される歌声/島唄と、近年ヨーロッパでも再評価されニコラ・クルースやアンディ・オットーにリミックスもされる安東の時に前衛的にも思える不思議なアイヌの伝承歌を聴けば、日本という国がとてつもなく広く感じられ、世界が地続きだった太古の景色が目に浮かぶかもしれない。プロデュースをOKIが務めMAREWREWのRekpoやKapiwも参加。