ブレインフィーダーを代表するプロデューサー/ビートメイカーの4作目。もともと耽美で洗練された作風が彼の持ち味だが、今作でインスピレーションを求めたのは現代美術家、ジェイムズ・タレルの作品だという。そこからレイヴ、アシッド、アンビエントといった要素を溶かし込んだブレイクビーツへと昇華。先行曲“Earth”をはじめとする中毒性の高い楽曲が顔を揃えているのでリピートは不可避だ。