ジェイムズ・テイラーやキース・リチャーズも高く評価したマルチ・プレイヤーのワディ・ワクテルを軸に、凄腕セッション・ミュージシャンが集結したウェストコースト・ロック・バンド、ローニン(Ronin)。80年に唯一のスタジオ・アルバム『Ronin(放題:浪人)』を残している彼らが、2月11日(火・祝)にBillboard Live TOKYOで、2月13日(木)にBillboard Live OSAKAで来日公演を行う。

今回はワクテル(ヴォーカル/ギター)と、ダン・ダグモア(ギター/ペダル・スティール)、リック・マロッタ(ドラムス)、スタンレー・シェルドン(ベース)という、オリジナル・メンバーでの来日となる。

今回の公演に向けたメンバーからのメッセージ
 

バンドの中心人物、ワディ・ワクテルは、ギターを軸としたさまざまな楽器を操るセッション・プレイヤーとして、また作曲家・プロデューサーとして活動。彼が関わったレコーディングやツアーの数は実に膨大で、リンダ・ロンシュタットやジャクソン・ブラウン、エルトン・ジョン、トム・ウェイツ、リンゴ・スター、ボブ・ディランなどなど、ビッグ・ネームたちのサウンドを支えてきた。また、若き頃に組んだオーファンズなるリーダー・バンドではローリング・ストーンズのカヴァーをしていたらしいが、キース・リチャーズとは88年にパートナー・シップを締結。リチャーズのソロ・ワークスにも貢献している。近年は、2000年に結成した自身のバンド、ワディ・ワクテル・バンドでも精力的に活動中だ。

ダン・ダグモアとリック・マロッタも共にセッション・ミュージシャンで、ワクテルとはリンダ・ロンシュタットのレコーディング&ツアーに参加していた仲。その3人に元ディープ・パープルのトミー・ボーリンやピーター・フランプトンらの演奏に参加していたスタンリー・シェルダンが加わり、ローニンは結成された。

ローニンの80年作『Ronin』収録曲“Love's Coming Into My Life Again”
 

ピーター&ゴードンとしても知られるピーター・アッシャーがプロデュースを手掛けた『Ronin』は、ワクテルの渋いヴォーカルと手練れたちの安定した演奏によるタイムレスなロック盤。残念ながら現在は入手困難のようなので、ここはぜひ生で、その色あせないサウンドを間違いない名演で確認していただきたい。ご予約はどうぞお早目に。

 


LIVE INFORMATION
RONIN
Waddy Wachtel, Dan Dugmore, Rick Marotta, Stanley Sheldon

2020年2月11日(火・祝)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場 15:30/開演 16:30
2ndステージ 開場 18:30 /開演 19:30
サービスエリア 9,000円/カジュアルエリア 8,000円(1ドリンク付き)
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2020年2月13日(木)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30 /開演 21:30
サービスエリア 9,000円/カジュアルエリア 8,000円(1ドリンク付き)
★詳細はこちら

■メンバー
ワディ・ワクテル(ヴォーカル/ギター)
ダン・ダグモア(ギター/ペダル・スティール)
リック・マロッタ(ドラムス)
スタンレー・シェルドン(ベース)