FOREVER CAME TODAY 2019
[ 特集 ]ZOKKON OF THE YEAR 19→20
時代は令和に変わって、変わるものも変わらないものもある。けど2019年もいい作品は山ほどあった!と言いたいし、2020年もきっと楽しいものが楽しいと思ってたいね!

★2019年の必聴アルバムはこれだ!

 


2019年が生み出した必聴盤のごくごく一部をご紹介!

ZOC family name T-Palette(2019)

2019年の台風の目となったのは間違いなく彼女たちでしょう。〈共犯者〉の大森靖子を筆頭に個性的な顔ぶれが揃い、従来のアイドル好きとは違う層もガッチリ魅了したユニットのデビュー・シングル。それ以降の曲も良いけど、いきなりクライマックス級の強さを叩き出した表題曲はやっぱり格別です。 *出嶌

 

avandoned マーガレット HIGH CONTRAST/ヴィヴィド(2019)

あヴぁんだんどから改称、宇佐蔵べにが〈プレイング・プロデューサー〉となって新生した彼女たち。つるうちはなの詞曲/プロデュースでTHE BROKEN TVが演奏した初シングルは、各人の醸し出すふわっとした空気が花束になったような乙女のトゥイー・ポップで、過去最高の出来映えでした! *出嶌

 

Negicco I LOVE YOUR LOVE T-Palette(2019)

Nao☆の結婚発表でハッピーを振りまいた2019年。Kaedeのソロ始動もあり、結果的にこのシングルがグループとして唯一の新作でしたが、その華々しさときたら! ノーナ・リーヴス、クラムボンといった面々が楽曲提供のみならず演奏でも盛り立ていて、ここにもハッピーがいっぱいでした。 *久保田

 

開歌-かいか- 歌の咲く島/セミロング T-Palette(2019)

〈鮮やかに咲くような歌声を届けること〉をコンセプトに、アイドルネッサンスから羽ばたいた百岡古宵を中心に結成。デビュー・シングルとなった本作では、まさに花のように香り立つ6人の歌声と奥ゆかしくモダンなサウンドで、ぐっと耳を惹きつけられました。2020年への期待値も高いです! *久保田

 

RYUTist きっと、はじまりの季節 PENGUIN DISC(2019)

2019年はPENGUIN DISCから2枚のシングルを発表。“センシティブサイン”ではシンリズムや佐藤望(カメラ=万年筆)、microstar、そして本作では弓木英梨乃、sugarbeans、東新レゾナントといった作家陣と組み、ツーマン企画の開催も含めて貪欲にネクストを究めていった一年でした。 *久保田

 

アップアップガールズ(仮) It's Up To You/HAPPY NAKED!!/BIG BANG T-Palette(2019)

活動9年目に突入した2019年、妹分たちに負けじと3枚のシングルを放ってきたアプガ(仮)。いずれもアッパーでダンサブルでパーティーな一体感を追求したものでしたが、なかでも本作らは曲ごとの方向性やノリの違いも含め、彼女たちの魅力がいろんな角度から味わえるトリプルA面でした! *出嶌

 

FES☆TIVE ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ! 徳間ジャパン(2019)

暮れには白石ぴあのの脱退もあったものの、2019年は6人でシングル2枚を残したお祭りアイドル。IMAKISASAによる“ゆらゆらゆらり恋心”もバッチリでしたが、玉屋2060%を起用したこちらの表題曲は愉快なMVも含めて振り切れたかのような新境地を見せてくれました。心機一転の新曲ももうすぐ! *出嶌

 

MELLOW MELLOW WANING MOON I BLUE(2019)

ダンサブルなファンク・ビートに乗った“Dear My Star”で持ち前のパフォーマンス・スキルをグイッと前に押し出した3人。それに続いたこのシングルは少しリラックスしたポップン・ソウル・ナンバーながらも、こういう曲をビシッとキメるところにも彼女たちのかっこよろしさがあって。 *久保田

 

真っ白なキャンバス いま踏み出せ夏 FIFTY-FIFTY(2019)

結成2周年を突破してすでに新年のメジャー・デビューも発表している白キャンは、2019年に2枚のシングルをリリース。特に爽やかな夏ソングとなったセカンド・シングルは、それぞれ表情の違うカップリングも聴きモノで、楽曲の良さが話題になってきた彼女ららしい高純度な仕上がりでした。 *出嶌

 

まねきケチャ あるわけないの コロムビア(2019)

新体制となっての1年目。3月のシングルからリリースこそ空いたものの、メイン・ステージのトリを務めた〈@JAM EXPO〉や結成4周年記念ライヴでは、逞しい成長ぶりを見せてくれた彼女たち。満を持して年末に届いたこのアルバムでは〈聴かせる〉楽曲も増え、ここにも進化の跡がくっきりと。 *久保田