各方面で高い評価を得た前作『Big Mess』のリリース後に制作面のキーマンでもあったドラマーのライアン・ラビンが脱退し、紅一点ハンナ・フーパーの闘病も経験。およそ4年ぶりとなったアルバムは、プロデューサーにデイヴ・シーテックとマレイを招くことで却ってバンドのポップなアタック感が引き出された痛快作になった。幕開けのエッジーなパワー・ポップ“Deleter”を筆頭に、結成から10年を超えてリフレッシュした姿が眩しい!