私たちの日常の風景をすっかり変えてしまった、コロナ禍。それはまた、私たちの音楽の聴き方にも少なからず影響を及ぼしたと思います。以前好きだった音楽を受け付けなくなったり、あるいはそれまでスルーしていたような音楽に突如として心を奪われたり……。

そこでMikikiでは、ミュージシャンやレーベル関係者、レコード・ショップ関係者、ライブハウス関係者など音楽に関わって仕事をする人々に〈コロナ禍以降、愛聴している1曲〉を訊ねる新連載をスタート。その回答は一人ひとりのいまの心情を映し出すと同時に、災いに見舞われた人々に対して音楽がどのような意味を持つのか、そのヒントにもなるのではないでしょうか。 *Mikiki編集部

【アーティストと音楽関係者が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉】記事一覧はこちら


 

(左から)松田タツロウ(ドラムス)、石原正晴(ヴォーカル/ギター)、高野メルドー(ギター)、河野"TimeMachine"岳人(ベース)

石原正晴(SuiseiNoboAz)

83年3月3日、三重県四日市市生まれ、神奈川県横浜市育ち。2007年夏、ロック・バンドSuiseiNoboAzのヴォーカリスト、ギタリスト、コンポーザーとして活動を開始する。2010年1月、向井秀徳プロデュースによるファースト・アルバム『SuiseiNoboAz』にてデビュー。以降、国内外のライブハウスやロック・フェスティバルにて精力的に演奏を続ける。2020年12月、通算5枚目となるフル・アルバム『3020』をリリース。

 

コロナ禍以降、特に愛聴している1曲は何ですか?

Luedji Luna “Goteira”(2020年作『Bom Mesmo É Estar Debaixo D’Água』収録)

コロナ禍の状況が始まってからは、ひたすらスタジオでアルバムの制作を進めていました。前ほどライブが出来なくなったこともあって、制作の方法もこれまでと少し変わったように思います。

自分たちの作品が無事完成した頃、ルエジ・ルナ(Luedji Luna)のアルバムをよく聴いていました。自分自身が東京の自宅に籠もって作業をする割合が増えたことにも関係しているのかもしれませんが、その時に聴いている音楽が、どこの街で、どういうバックグラウンドを持つ人に作られたものなのか、前にも増して気になるようになっています。

 


LIVE INFORMATION

ライブナタリー “NOT WONK × 崎山蒼志 × SuiseiNoboAz”

2021年7月17日(土)渋谷WWW X
開場/開演:15:45/16:45

■チケット
料金:4,500円(ドリンク代別)
一般発売:2021年7月3日(受付中)
窓口:https://eplus.jp/sf/detail/3440070001-P0030001?P6=001&P1=0402&P59=1

■出演
NOT WONK
崎山蒼志
​​SuiseiNoboAz

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GFB'21(つくばロックフェス) ※SuiseiNoboAzは7月18日に出演

2021年7月17日(土)18(日)茨城・石岡市つくばねオートキャンプ場
開場・開演:10:30

■チケット
料金(前売り):1日券 6,500円/2日通し券 12,500円
※その他、茨城券もあり
窓口:http://goosefreshbeat.web.fc2.com/CCP131.html

■出演
7月17日:ミツメ/TENDOUJI/羊文学/No Buses ほか
7月18日:SuiseiNoboAZ/GOING UNDER GROUND/ラブリーサマーちゃん/Cody・Lee(李) ほか

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SuiseiNoboAz自主企画 『BIGGER THAN BIG BOX』

2021年8月27日(金)大阪 心斎橋JANUS
開場/開演:18:00/18:30

■チケット
料金:前売り 3,800円(ドリンク代別)/一般 4,000円(ドリンク代別)
2次プレオーダー受付期間:2021年7月4日12:00〜7月14日(水)23:59
窓口:https://eplus.jp/sf/detail/3445000001?P6=001&P1=0402&P59=1

■出演
SuiseiNoboAz
サニーデイ・サービス