モータウンやアトランティックに録音を残す名門ソウル・グループが22年ぶりのスタジオ録音作(オリジナル中心は32年ぶり)を発表。生え抜きはヘンリー・ファムブローのみとなるも、トム・ベルの弟子であるプレストン・グラスの制作でポップなアップやエレキ・シタール入りの甘美なバラードをまろやかに歌い、ベルと組んでいたフィリー・ソウル時代を思い起こさせる。タイムズ“So Much In Love”のディスコ調カヴァーも彼ららしい。