端々から刺激的な音が飛び込んでくる自作曲“夜音”や、和楽器を散りばめたさだまさし“ 防人の詩”のカヴァーなど、前作から増えてきていた現代的な音像はさらに深化。加えて、ゴスペル的な強さを持った“君は生きてますか”や、やり切れなさにそっと寄り添う“6等星”で聴かせる包容力のある歌声は、彼女の真骨頂というところ。生きていくこと、ひいては命と向き合い、光と影のマーブル模様を描き出していくミニ・アルバム。