シアトルの元祖グランジ4人組による11作目。アナログ・シンセやパーカッションを使い、キャッチーな味つけも加える一方で、ミッドテンポでねちっと攻める“Severed Dreams In The Sleeper Cell”やファンキーでサイケな“Cry Me An Atmospheric River”からはヴェテランならではの味わい深さが滲み出る。全13曲を9日間で録ってしまったそう。その余裕が頼もしい。