エディンバラを拠点に活動するジョン・ブライデンのプロジェクトのデビュー作。セルフ・タイトルからして名刺代わりの一枚と言えそうだが、ヘヴンリーからのリリースとあっては一筋縄ではいかない。全体に通底するレイドバックしたムードは新人のそれではないし、“Ego Hit”や“Big Companies, Large Tentacles”といったエレクトロ・トラックの中毒性も実に深い。