「ツレがうつになりまして。」「それでいい。」など、心をテーマに数多くのベストセラーを描いた細川貂々氏による〈こころ〉について学べる絵本。こころはいつ生まれるのか、〈きもち〉にはどんなものがあるか、その気持ちを人に伝えるにはどうしたらいいか。心との付き合い方を、あたたかみのある絵と直筆のやさしい文字で丁寧に紐解いてくれます。〈とりあえずこれがいえればだいじょうぶ〉の中に、〈ありがとう〉〈ごめんなさい〉に加えて〈たすけて〉があるのが良いなと思いました。どんな人も〈たすけて〉が言える世の中であってほしいし、身近にそんな人がいたら当たり前に助けられる人間でありたい……と我が身振り返る……。