前作が歓迎されたことがこのNY在住のシンガー・ソングライターの背中を押したらしい。アコギの爪弾きを基調とした幽玄フォークがシンセ、ピアノ、ストリングスの音色とともにさらなる進化を遂げたことを物語る3作目。ドリーミーな音像の中にビートを際立たせたエレクトロニックなバラードやギターをソリッドに鳴らしたオルタナ・ロックといった新たな聴きどころが加わっている。