アルゼンチンのジャズ・レジェンド、エンリケ・モノ・ビジェガスがジョージ・ガーシュウィンの名作オペラ「ポーギー&ベス」の楽曲を取り上げた1968年作品。途切れなくピアノ・ソロのメドレーで演奏した意欲的且つ挑戦的な内容で2つのテイクを録音した〈聴き比べ〉も堪能できる稀有な1枚。数々の名盤・名演を残してきた演目であり、オペラ作品の中でも大衆に寄り添った作品である楽曲群のピアノ・ソロ作。知る人ぞ知る名盤の本作は、この機に再評価されるべきジャズ・ソロ・ピアノの大名盤。ええやんええやん。