映画音楽の作曲家として知られるジョエル・グッドマンがダニー・マッキャスリン、エリック・ハーランドなどNYシーンの実力者たちと作り上げた異色のコンテンポラリー・ジャズ・アルバム。リハなしで録音に臨んだことで、実力派ミュージシャンたちの個性を最大限活かしつつ、即興性の高いソロパートでの盛り上がりに胸がアツくなる。特にM4“Rumi and the Whirling Dervish”での鬼気迫るドラミングは圧巻の一言! 映画音楽を思わせるドラマティックな場面展開と、ジャズの即興性が見事にブレンドした1枚だ。