メアリー・メアリーの姉エリカが約8年ぶりに放つソロ作。制作は夫のウォーリン・キャンベルで、巨匠ジェリー・ピータースによる荘厳な序曲を筆頭に、スティーヴィー・ワンダーのハーモニカを交えてカヴァーしたウォルター・ホーキンスの75年曲を挿みつつ、ポップなアップなどを堂々と歌っていく。PJモートンや同郷のDスモークとのコラボなど、崇高にして親近感のある良作だ。