グラミー受賞の“If The World Was Ending”で世界を感涙させたシンガー・ソングライターのセカンド・アルバム。同曲で共演していたジュリア・マイケルズとの破局ソングがメインだが、〈儚いからこそ恋は美しい〉という彼だけあって、徹底的に麗しく丹念に綴られる。ジョン・メイヤーとの共作、カミーロとの共演など異種交配も違和感なし。宝石箱のような小宇宙を輝かせる。