東京発、平均年齢20歳の4人組が2枚組の初作を完成。歌モノを集めた『ひと声の化石』には“荻窪”という曲もあるが、闇雲な勢いのパンク・サウンドとSEVENTEEN AGAiNのヤブユウタを思わせる歌声は、往時の西荻窪WATTS界隈と近い雰囲気だ。『rebury』はインスト集で、こちらはポスト・ハードコアに接近したサウンド。ふたつを混ぜた形は次のお楽しみ、ということだろう。