ロックンロールが再興していた2002年に登場した彼らも20年選手。とりわけ退廃的な雰囲気を醸していた彼らが、こんなに生き延びるなんてねぇ。この6作目ではポール・エプワースをプロデューサーに迎え、いつになくリズムが色鮮やか。不良感は変わらずも、そこに少しだけ陽光が差したかのようなポジティヴィティーが宿っている。昼間が似合うキルズ、めちゃ好みです。