歌もラップも自在にこなし、多彩な客演や楽曲提供を含め、シーンの垣根に捉われない活躍ぶりが目立つシンガー・ソングライターの2作目。盟友あっこゴリラとCLR(ラランドのサーヤ)を迎えた“自分の機嫌は自分でとる(Remix)”、なみちえと共に価値観を押し付けがちな世の中への苛立ちをぶつける“Categorizing”が象徴するように、ここで彼女が声高に伝えるのは自分らしく生きることの大切さ。それをラテン・ポップやジャージー・クラブといったトレンド感のあるトラックに乗せつつ、エアリーな声で耳馴染み良く聴かせる巧みさが際立つ。関口シンゴ、Shingo.S、村山晋一郎らも参加。