ミッドレイクの元フロントマン、ティム・スミスが妻のキャシー・ツァンと共に始めたプロジェクト。ベラ・ユニオンからリリースされたこのデビュー作では全曲のソングライティングとプロデュースを2人が担当。彼らしいフォーキーな感覚を保ちつつ、音数も減らして全体にシリアスで崇高なムードを漂わせている。感傷的な歌声も印象的で、バンド時代とは違う新境地の作品だ。