昨年は米シャープトーンとの契約や、DAIDAI(ギター)がブリング・ミー・ザ・ホライズンやリル・ウージー・ヴァートの楽曲に携わるなど、ワールドワイドな話題に事欠かない状況下で放たれた待望の7曲入りEP。縦横無尽にジャンルを横断していく予測不能なポスト・ハードコアは、凄みも昂揚感もスケール感も爆上がりしていて、とにかく圧巻。CVLTE、Masato(coldrain)、VIGORMAN、Koie(Crossfaith)といった参加ゲストも豪華だが、白眉は“PALEHELL”。吠えるようにメロディーを響き渡らせるKAITOのヴォーカルが、大観衆を巻き込んでいく光景をはっきりとイメージできる最強のアンセムだ。