フォーク/カントリーに根差した曲の数々を凛とした歌声とともに80s風のアトモスフェリックな音像に落とし込んだ7作目。音を厚塗りにしない匙加減はダニエル・タシアン(ケイシー・マスグレイヴス他)のプロデュースによるものだ。グラミーの最優秀フォーク・アルバムの受賞歴を持つ彼女がポップ・フィールドに踏み出した大きな一歩は多くの人に歓迎されそうだ。