1つの到達点。Kokorokoでの活動やNerija、ヌバイア・ガルシア作品への参加も、ある種布石となったコンポーザー/サックス奏者/教育者としてUKジャズ新世代を牽引する重要人物:キャシー・キノシのアンサンブルの2024年作。サン・ラをも彷彿するスピリチュアル/アフロサウンド~オーケストレーションまで振幅をもシームレスに深化。本作はSEEDのホーンセクションとロンドン・コンテンポラリー・オーケストラのストリングスを中心とした有機的アンサンブルが織り成す美しいUKジャズの成熟と開花する彼女が乱舞する重要作。ええやんええやん。