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Negicco “光のシュプール” またまた加速する未来は……もう止まらない!!

【ZOKKON -candy floss pop suite-】第36回 Part.1

Negicco “光のシュプール” またまた加速する未来は……もう止まらない!!

 さて、今回がどういうタイミングなのか十分にご存知な方にはあえて何を言う必要もないでしょう――新潟からにょきにょき伸びているNegiccoのニュー・シングルがいよいよ登場です! 彼女らのシングル・リリースは7月の“サンシャイン日本海”以来。同曲はオリジナル・ラブ田島貴男がプロデュースを手掛けたこともあっていままで以上に話題を広げる結果となりましたが、今回はそのトーンを引き継ぎながら、俄に加速する現在の勢いに見合ったハイ・クォリティーなNegicco節が完成されています。

Negicco 光のシュプール T-Palette(2014)

 ニュー・シングルのタイトルは“光のシュプール”、タイトルが示す通りのウィンター・ソングです。彼女らのド直球の冬曲となると、T-Paletteでの最初のシングルでもあった“恋のEXPRESS TRAIN”(2011年)以来でしょうか。また、詞曲はお馴染みのconnieが手掛けていますが、彼が3人のシングル表題曲を書き下ろすのは(意外にも)“あなたとPop With You!”(2012年)から2年ぶり……そんな諸々から考えると、今回のシングルには原点回帰という意味合いもあるのかも。アレンジャーには“サンシャイン日本海”からの縁がふたたび実って田島貴男が登板。煌めくようなストリングスの映える意匠がconnieならではのキャッチーな歌世界を引き立て、光の舞う雪景色をイメージさせるストレートなポップ・チューンになっています。わりと毎回言ってますが……これは良いものだ!

 カップリング曲の“1000%の片想い”も同じく詞曲はconnieによるものですが、こちらのアレンジには何とShiggy Jr.が起用されています。9月には初めてのツーマンも成功させた両者だけあって、軽妙なアレンジの相性も予想以上に抜群。〈恋はあせらず〉のベースラインで始まる展開も、キュートで奥ゆかしい恋模様を描く詞の内容に引っ掛けたかのように響いてきますね。

 なお、リミキサーの人選が毎回おもしろい〈ReNegi〉トラックですが、今回はayU tokiO池永正二あらかじめ決められた恋人たちへ)という、またまたナイスな顔ぶれを起用。前者がシンプルな演奏とノスタルジックな弦の音色で“恋のEXPRESS TRAIN”を遠い思い出のように響かせれば、後者はワイワイ感も上向きに“相思相愛”をパーティー仕様へ改編しており、これまたマスト(いずれも初回限定盤BのボーナスCDにのみ収録)!

 年明けには主催イヴェント〈NEGI FES 2015〉を含むLIQUIDROOMでの2デイズも控える3人、そのシュプールが描く先にあるのは……。

 

▼Negiccoの作品

左から、Negiccoの2014年のシングル“サンシャイン日本海”(T-Palette)

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▼関連作品

左から、オリジナル・ラブの最新編集盤『ライトメロウ オリジナル・ラブ』(ポニーキャニオン)、Shiggy Jr.の2014年作『LISTEN TO THE MUSIC』(mona)、ayU tokiOの2014年作『恋する団地』(Pヴァイン)、あらかじめ決められた恋人たちへの2014年作『キオク』(KI-NO Sound)

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