映画以上に豪華? サントラという名のコンピレーションをまとめて紹介!
アーバン系を中心とする豪華サントラの数々を前置きナシでご紹介。まずは日本でも封切られたばかりの、人気シリーズ最新作「ワイルド・スピード SKY MISSION」のサントラ『Furious 7』。リュダクリスを筆頭にタイリース、ドン・オマールらの準レギュラー出演もあるシリーズだけに、マーダー・インク発だった『The Fast And The Furious』(2001年)以来、毎度サントラも充実しているのはご存知だろう。前作『Fast & Furious 6』(2013年)から2チェインズとのヒット“We Own It (Fast & Furious)”を生んだウィズ・カリファが今回も新曲2つに参加し、特に有望新人チャーリー・プースとの“See You Again”は全米10位のヒット済み。他にもキッド・インクやYGらの豪華リレー、プリンス・ロイスの美麗アップなどエクスクルーシヴも賑やか。ポール・ウォーカーの死もあってシリーズはこれで幕引きとの噂もあるが、サントラ共々まだまだ先を期待したくなるのが人情だ。
一方、日本でもCS放送されているTVシリーズ「Empire 成功の代償」のサントラ『Empire: Season 1』は、全米1位を獲得している話題作。本編はリー・ダニエルズ監督が初めて手掛けたTVドラマで、音楽業界を舞台に家族の愛憎や業界のダークサイドなどを描いた内容のおもしろさも相まって本国USでの視聴率はハンパないそうだが、ティンバランドが音楽監督を務めたサントラも大充実。主演のテレンス・ハワードら俳優陣をはじめ、ジェニファー・ハドソンやコートニー・ラヴ、エステルら本編キャストの登場にも注目だ。
最後は、リアーナが声優として出演するアニメ映画のサントラ『Home』。これはデフ・ジャムを離れたリアーナの新レーベル第1弾作品でもあり、彼女自身の新曲はもちろん、チャーリーXCX、カイザ、ジェニファー・ロペスらがスターゲイト制作曲を披露している。もちろん必聴で!