COASARUvongaku雨月食堂など多名義を使い分けるLOW HIGH WHO?の主宰が、本来の名で送り出すフル作。ポエトリー・リーディングから歌、ラップと言葉に自在なリズムを与えながら、脳内に築いた〈町〉に潜むメランコリーを15篇の物語にしたためている。カクマクシャカら客演陣が、ナイーヴな音世界に緊張感とエモーションを注入。死を柔らかく伝える終曲“ひとり”の儚い余韻が、レーベルを象徴する一枚だ。