COLUMN

ブルーハーツ初のリミックス盤は驚きの新解釈連発! 10-FEETやかまってちゃん、冨田ラボら参加した箭内道彦プロデュース作

THE BLUE HEARTS
驚きの新解釈も連発のリミックス盤が登場!!

 これまでも数々のカヴァー集が制作されたブルーハーツだが、今回は箭内道彦のプロデュースで、しかも初のリミックス盤! 世代もジャンルも広げつつ、筋の通ったラインナップとなっている。演奏を自分たちのものに差し替え、原曲のヴォーカルは一部を残した10-FEETの“TRAIN-TRAIN”やSilent Sirenの“リンダリンダ”がある一方で、亀田誠治がリミックスした片平里菜の“情熱の薔薇”は、彼女が5人目のブルーハーツのように巧みなコーラスを重ねている。また、歌も演奏も神聖かまってちゃんそのものと化した“夕暮れ”という思い切ったリミックス(?)も。

VARIOUS ARTISTS 30th anniversary THE BLUE HEARTS re-mix「re-spect」 徳間ジャパン(2016)

※試聴はこちら

 バンド勢以外でも、TOKYO No.1 SOUL SETは“レストラン”をスティールパンが躍るトロピカル・ブレイクスに調理。藤原ヒロシは“青空”をダビーなニューウェイヴで響かせ、ジャズ・ロックとドラムンベースが融合したような冨田ラボの“1000のバイオリン”は、乱舞するグルーヴが異常なカッコ良さ。全員(恐らくはあえて)有名曲に挑んでおり、大ネタに真っ向勝負する気概も本作の大きな魅力となっている。

タワーアカデミー
pagetop