エレクトロニック・ミュージック・シーンの最深部で評価の高いカッセム・モッセが、世界の濃厚良質音楽を提供するオネスト・ジョンズから新作を発表というだけで非常に気になるわけですが……これがかなり振り切ったエクスペリメンタルな内容。ズブズブに溶解していくミニマルな展開があったり、電子音が揺らめいてるだけみたいな曲もあったりで最高です。シンプルでいて手が込んでいるので思わずリピートしたくなります。