登場時にはデトロイトの同名シンガーとまぎらわしくも思えたが(Apple Musicとかは現在も混同中)、気付けばキャリアも10年を数え、リリース量も先達を優に越えてこれが(たぶん)5枚目のアルバムだ。ラッパーとのコラボやチカーナらしいウェットな哀愁バラードも挿みながら、ラップも併用した唱法のヴァリエーションで曲ごとに表情を変え、今回もやはり飽きさせない。オールディーズ風の“Cherish Your Life”が特に美味。