前作のグラミー受賞で名実共にトップ・バンドの仲間入りを果たしたガレージ・ロック集団。本盤は今春に行ったアンプラグド・ツアーの延長として作られた、自作曲を中心とする生音カヴァー集だ。アコースティックとはいえ、エネルギッシュな演奏がギッシリ。ダフト・パンクのフォーク風味なカヴァーもユニークだが、レックレス・エリックやストラングラーズといった選曲に彼らのパンク・ルーツを垣間見られる点が良い。