INTERVIEW

ボブ・ジェームス『Espresso』 原点であるピアノ・トリオ作品! 進化を遂げた代表曲も収録

ボブ・ジェームス『Espresso』 原点であるピアノ・トリオ作品! 進化を遂げた代表曲も収録

原点であるピアノ・トリオ作品! 進化を遂げた代表曲も収録

 人気フュージョン・バンド、フォープレイのピアニスト&キーボード奏者を務める他、プロデューサー、作編曲家としても幅広く活躍。数々のグラミー賞に輝くスーパー・アーティスト、ボブ・ジェームス。まさしくジャズ・フュージョン界を牽引する彼が、約15年振りとなるピアノ・トリオ作品『Espresso』をリリースした。

BOB JAMES Espresso Evolution Music(2018)

 「ピアノ・トリオは僕の音楽の原点なんだ。初めて結成したのは大学生の時。それ以来、僕の音楽の根幹となっている。その頃の情熱に立ち返ってトリオの魅力を探求し直そうと思ったのが、このアルバムのスタートだ。そのきっかけを与えてくれたのはビリー・キルソン(ds)とマイケル・パラッツォーロ(b)のふたり。ビリーの魅力は演奏が柔軟で多彩なこと。囁くようなソフトな演奏から、火を噴くような激しいプレイまで、ダイナミクス溢れるドラミング。演奏中に音で深い会話のできる数少ないドラマーだ。マイケルはまだ20代だけど、対応力豊かなベーシスト。僕の音楽をよく理解し、若々しいエネルギーをプラスしてくれる。このふたりと2017年10月にNYで行なったギグがとても素晴らしいものだったので、それを是非ともアルバムの形にしたいと思ったんだ」

 確かに『Espresso』では、スウィンギーなプレイからリリカルなタッチまでヴァラエティに富んだトリオ演奏を楽しむことができる。さらにアルバムを聴いて感じることは、流麗なオーケストレイションを施した《One Afternoon》や、彼が1974年に発表した人気曲《ノーチラス》をヒップホップ・テイストに生まれ変わらせた《Submarine》などの多彩な楽曲が添えられており、それらがさらに彩りを豊かにしている点だ。

 「《One~》はスタジオで気ままにピアノを弾いているうちに出来上がった曲。そこにオーボエ奏者を迎え、さらにオーケストレイションを施して作り上げた作品だ。それに対して《Submarine》は、プログラミングとリミックスを用いて作り上げたトラック。この曲では、オリジナルの《ノーチラス》で1974年に演奏した自分のピアノと、現在の僕が語り合うような感じで演奏している箇所があるんだ。それを楽しんでもらえると嬉しいね」

 その彼の来日公演が10月12日から予定されている。

 「日本にはビリー&マイケルと一緒に行くよ。アルバム『Espresso』には、オーケストレイションやプログラミングを施した曲も収録されているけれど、ライヴではアルバムの世界をトリオによって凝縮した演奏をお届けしようと思っている。とてもチャレンジングなものになるはず。楽しみにしてください」

 


LIVE INFORMATION

ボブ・ジェームス・トリオ ジャパン・ツアー2018
○10/12(金)、15 (月)[1st]18:30開演 [2nd]21:00開演
○10/13(土)、14 (日)[1st]17:00開演 [2nd]20:00開演
会場:ブルーノート東京
www.bluenote.co.jp/

○10/17(水) [1st ]18:30開演 [2nd]21:15開演
会場:ブルーノート名古屋
www.nagoya-bluenote.com/

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