2年ぶりの6作目。KTは前作から〈Soul〉〈Body〉〈Mind〉をテーマにした3部作を進めており、今作は〈Body〉に焦点を当てたもの。それもあって前半は肉体に訴えかけるダンス・ロックが並んでいる。元フランツ・フェルディナンドのニック・マッカーシーが全面参加していて、なるほどかつてのフランツに通じるリズム・パターンと切れ味を持った曲も。一方、後半にはバラードが4曲あって、そちらの出来も良い。