エレキを掻き鳴らして世間を驚かせた前作から3年半。さらにその先をめざすべくポール・エプワースをプロデューサーに迎えた新作は、代名詞のチアフル&ガチャガチャしたコーラスを活かしながら、ロンドン・グラマーやラナ・デル・レイでのエプワース仕事を思い出させる丁寧なエフェクト処理によってますますモダンな印象に。アンサンブルが徐々に分厚くなっていく“42”をはじめ、アリーナで聴きたい楽曲のオンパレードだ。