皆様あけましておめでとうございます。tofubeatsでございます。昨年末は自分のリリパもありましたので、デビューして初めて年末年始に休みを取ってみました。なんだかんだ細かい作業はやりつつも、実家で年越しするのが逆に新鮮でした。今年は作曲もがんばりつつ、例年よりさらに気持ちよく、楽しく暮らせるようにしたいですね。今回は2018年の自分的ベストから、フィジカル・リリースあるのに当連載で挙げ損ねていたものをご紹介。ほかのおすすめは本年記事のバックナンバーを参照願います。春まではまだ平成! まだ間に合いまっせ~!

SOLEIL SOLEIL is Alright ビクター(2018)

前アルバムからその名前は知っていたのですが、本作収録の“Hong Kong Chang”がとにかくしっくりくる良さ。ほどよく軽くてちょっぴり切ない、CKB横山剣氏のさすがの作詞作曲です。あとで調べてそれいゆ氏がめちゃくちゃ若いことに驚きました。

 

NATALIE PRASS The Future And The Past ATO/HOSTESS(2018)

あれ、ナタリー・プラスって本連載で取り上げてなかったんだ!?という感じですが毎回高品質なリリースを続けている女性シンガー・ソングライター。先行シングルの“Short Court Style”“Lost”の2曲で内容保証されてましたね。前作に続いてプロデュースを務めるマシュー・E・ホワイトのソロもとっても素敵。そちらもおすすめですよ。

 

VARIOUS ARTISTS Serge Gamesbourg Presents Boston Goes Disco! BBE(2018)

ボストンを拠点に活動するDJ、セルジュ・ゲームズブール(いい名前!)が、地元の極小レーベルなどからリリースされていた音源をみずからの足で集め、ライセンスを取ってリリースしたというコンピ。世の中には全然知らないけど派手でいい曲がいっぱいあるんだよな!と改めて感じる作品です。エディットも全部バッチリ。特にドリームフライト“Feel The Music”はDJでもよくプレイしました。イントロから最高です。

 


tofubeats(トーフビーツ)
90年生まれ、神戸在住のトラックメイカー。自身の作品リリースのほか、土岐麻子、夢眠ねむ、向井太一、ものんくる、大比良瑞希、TENDRE、平井堅らの楽曲を手掛けています。昨年のアルバム『RUN』(unBORDE)はもちろん今年聴いても最高です。今年の第1弾リリースとして竹内まりやの話題曲カヴァー“プラスティック・ラブ”を1月23日より配信スタートしたばかり。その後もいろいろな予定が控えている模様ですので〈tofubeats.persona.co/〉もチェックしておきましょう!