フランス版クリスタル・キャッスルズの異名を取ってきた男女デュオが、長い沈黙からついに復活。前作から8年というブランクも2人には関係ないようでスタイルもテンションもそのまま、攻撃的なヴォーカルや止めどなく溢れるシンセのエナジーに眩暈を覚える。そのパンキッシュ・エレクトロにイタロ・ハウスやニューエナジーが薫る昂揚感の塊のようなサウンドで、独自の道をひた走る姿は痛快そのものだ。