TOWER DOORSブログがお送りしている、メール・インタヴューで注目の新人に迫る企画〈6つの質問〉。

これまでに東京のヒップホップ・クルー rice water Grooveロンドンのインディー・ロック・バンド North Americaなど、国内外さまざまなジャンルのニューカマーを紹介しています。過去の記事もぜひチェックしててください(〈6つの質問〉記事一覧はこちら)。

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今回は、福岡を拠点に活動する4人組ヒップホップ・グループ、週末CITY PLAY BOYZに登場してもらいます。BUGS、pen public、north NADO、billからなる彼らは、2017年から活動をスタート。現在はTOKYO HEALTH CLUBのDJ・TSUBAMEが主宰するレーベル〈OMAKE CLUB〉に所属しています。

2018年に『Caroline EP』と『Matthew EP』をフリー・ダウンロードでリリースし、そのクォリティーの高さが話題に。その一方で、デザイン・チームのcheese cheap shopとしても活動するなど、広い意味での〈クリエイター集団〉でもあるのが週末CITY PLAY BOYZの個性です。

9月4日には満を持してファースト・アルバム『Tonight.』を発表。同作にはTSUBAMEやTOSHIKI HAYASHI(%C)、chop the onionといったプロデューサーたちがビートを提供しています。

そんな週末CITY PLAY BOYZに〈6つの質問〉から迫ってみましょう。

 

1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

BUGSbillが福岡。pen publicが鹿児島。north NADOが熊本(出身)。急にBUGSがマイクを買ってきたんです、〈ラップしよう〉って。同時にiPhoneのアプリでビートを作ってきてました。その時はBUGSとpenの2人でノリで〈おれらかっけえ〉って。そこからテキトーに週末に会ったら曲を作ってましたね」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

Tyler, The CreatorChoker野田洋次郎仙人掌

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“FOUND”

「全員がカチッとはまった気がしたんです。トランペットを使ったアッパーな曲を作りたいなと。

アッパーと言ってもあくまで、〈横に揺れる〉っていうのが大前提で、縦に上がるみたいな。自分が一番かっこいいって思ってるやつが4人集まったみたいなクルーなので、この曲はそれを全面的にカッコよく歌ってます」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

佐々木亮平さんです。純粋にファンです」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

Darker Than Waxっていうシンガポールのレーベルです。FzpzのHidden Personasが特に」

6. ライヴやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「昨日見たドリームはロスでLIVEやってましたね(笑)」

 

今回、TOWER DOORSが紹介した“FOUND”のミュージック・ビデオも併せてチェックしてみてください。彼らの世界観やメンバーそれぞれのラッパーとしての魅力を、より一層強く感じられると思います。真夏の太陽や青空を写し込んだ映像が、この曲の陽気な雰囲気に合っていて、それがまたたまりません。