シン・リジィの血統を受け継ぐ彼らの4枚目のアルバムでは、ストーン・サワーのクリスチャン・マルトゥッチ(ギター)が新メンバーに加入。熱くも温かい包容力に満ちた力作で、全編に渡って骨太な演奏のなかで滋味豊かなメロディーが胸に沁み入る。特にアイリッシュ・テイストを強く打ち出した表題曲は文句ナシのかっこ良さ。男臭さと哀愁が隣り合わせとなった勇壮さにBSRらしさを感じさせる名曲だ。