角松敏生《スカイ・ハイ (TAKE YOU TO THE SKY HIGH)》、杏里 《悲しみがとまらない》、近藤真彦《ギンギラギンにさりげなく》、西城秀樹《YOUNG MAN (YMCA)》、内山田洋とクール・ファイブ《長崎は今日も雨だった》 etc.これらはすべて名エンジニア、内沼映二が関わってきたヒット・ナンバー。設立から40周年を迎えた日本のエンジニア集団ミキサーズラボを立ち上げた一人であり、今なお現役の内沼自身がスタジオ、機材、手法の変遷の歴史を語り、かかわった多くの音楽家たちからのリスペクトをも綴った、古今の音楽制作現場の実態を知る読み応えありの一冊。