〈不確かと不自由だけ 抱えた僕らのこと/輝かすのが 得意な季節〉。いままでの夏のようにはいかなかった2020年の夏。EP表題曲“夏のせい”には、夏がもつ、水面に反射したような輝きやワクワク、はかなさがギュッと内包されていて、思わず、あるべき夏の姿に思いを馳せてしまう。優しさと力強さをあわせもつ、全編英語詞の“Light The Light”や、CM曲の“猫じゃらし”、TVで披露された“新世界”も収録。また、すでに一部公開、配信されていた“ココロノナカ(Complete ver.)”では、過去、現在、未来、それぞれへの切なる思いが紡がれる。〈僕には戻りたい 明日があるから/僕にはまた逢いたい あなたがいるから〉。夏の終わり、本作によって、あたりまえの幸せがより切なく温かく染みてくる。