フランク・オーシャンやリプレイスメンツ、ニック・ケイヴ、イギー・ポップ、キティ・ウェルズ、ラナ・デル・レイらの楽曲を取り上げた、キャリア3枚目のカヴァー・アルバム。祖母が愛聴していたというビリー・ホリデイ“I’ll Be Seeing You”のようにいずれも彼女が人生の折々に影響を受け、私的な思い出と深く結びついている楽曲だという。楽曲を己の表現に引きつける力は言わずもがな、自身の“Hate”を改変した“Unhate”にも注目。