今年でデビュー15周年というアニヴァーサリーのタイミングを迎え、およそ8年ぶりのフル・アルバムをリリース。その間にソロ作でも成果を残してきた田中裕梨のヴォーカルを軸に構成された楽曲がメインで、ストリングスやホーンが絡み合う極上のアンサンブルを織り成している。ジャズにロックやソウルを消化した独自のスタイルでさらなる洗練味を発揮した一枚だ。