英国インディー・ロックの良心による8年ぶりの作品は、再結成後初となるアルバム。これだけ間隔が空くと多少は慈味のある音に変化しているのかと思いきや、これまでと同様のフレッシュでエヴァーグリーンな内容に驚かされる。むしろメロディー、演奏ともさらに磨きがかかったと言っていい。大御所のユースによるバンド自体の良さを活かしたプロデューシングも見事。