デビュー20周年に合わせて届いたコラボ集は、蔦⾕好位置やミト、⻑屋晴⼦らの提供曲を通じて〈シンガー〉としての新たな可能性を拓いた。大沢伸一によるエレクトロ・ポップでの妖艶な歌唱、⽔野良樹による黄昏シティ・ポップでのビターな表情も良いが、川⾕絵⾳“マイナーなキス”での変幻自在ぶりが強烈! 中村正人との大人の悪ふざけ感が最高な“グッバイ蕎麦”も。