アンジェラ・アキが、2024年に上演される東宝ミュージカル「この世界の片隅に」への音楽制作参加と日本での活動再開を発表した。また、同ミュージカルの本公演用に書き下ろした楽曲“この世界のあちこちに”を2024年2月7日(水)に配信リリースする。

配信される“この世界のあちこちに”は、ミュージカル用に制作した楽曲をリアレンジし、アンジェラ・アキ自らが歌唱している。つまり〈ミュージカル音楽作家〉として作った楽曲を、〈シンガーソングライター〉のアンジェラ・アキが歌う作品となっている。

日本での楽曲リリースは、2014年3月にリリースしたベスト盤『TAPESTRY OF SONGS -THE BEST OF ANGELA AKI-』以来、新曲としては2013年7月リリースのシングル“夢の終わり 愛の始まり”以来約10年ぶりとなる。

10年ぶりとなる日本での活動再開に関して、アンジェラ・アキは以下のコメントを寄せている。

この度、「この世界の片隅で」ミュージカルに音楽担当として参加させて頂く事になりました。
ミュージカルの音楽作家になりたくて、10年前にアメリカの音楽大学に入学し、作曲を学び直しました。
その学びの体験を経て、この素晴らしい作品に巡り会えた事を心から光栄に思っています。
そして、この作品の発表をもって日本での活動を再開させて頂きます。

シンガー・ソングライターとして曲を書くことと、ミュージカル音楽作家として曲を書くこと。その一番大きな違いは、視点です。シンガー・ソングライターとして曲を作るときは私の個人的な視点で書きますが、ミュージカルの場合はキャラクターの視点。そのキャラクターがどの場面で何を感じているのか、その視点になって、言葉ではなくまず音で考えてみる。そのときにどんな音が鳴っているのが正しいのかを探していく。難しいことではあったけれど、ものすごくやりがいを感じている自分がいました。

ミュージカルは総合芸術。関わる全員が答えを探し、何度も書き直したりしながら一緒に作品を作り上げる。この喜び、この経験は、一回やって“楽しかったな”で終われるようなものではありません。私は日本語にこだわりながら、ミュージカル音楽を一生作り続けていきたい。そう思っています。

また、活動再開に合わせてアンジェラ・アキのオフィシャルSNS(InstagramX)がローンチされたほか、オフィシャルサイトYouTubeもリニューアルされた。

 


RELEASE INFORMATION
アンジェラ・アキ “この世界のあちこちに”

“この世界のあちこちに”ジャケット

リリース日:2024年2月7日(水)

TRACKLIST
1. この世界のあちこちに

 

INFORMATION
ミュージカル「この世界の片隅に」

原作:こうの史代「この世界の片隅に」(ゼノンコミックス/コアミックス)
音楽:アンジェラ・アキ
脚本・演出:上田一豪

浦野すず:昆夏美/大原櫻子(Wキャスト)
北條周作:海宝直人/村井良大(Wキャスト)
白木リン:平野綾/桜井玲香(Wキャスト)
黒村径子:音月桂 ほか

製作:東宝
©こうの史代/コアミックス・東宝

■上演スケジュール
東京公演
2024年5月:日生劇場

全国ツアー公演
2024年6月
北海道公演:札幌文化芸術劇場 hitaru
岩手公演:岩手県民会館大ホール
新潟公演:新潟県民会館大ホール
愛知公演:御園座

2024年7月
長野公演:まつもと市民芸術館
茨城公演:水戸市民会館グロービスホール
大阪公演:SkyシアターMBS
広島公演:呉信用金庫ホール

作品公式サイト:https://www.tohostage.com/konosekai/

 


PROFILE: アンジェラ・アキ
バイカルチュラル(日本とアメリカ)の個性派シンガーソングライター/ミュージカル音楽作家。日本人の父親とイタリア系アメリカ人の母親との間に生まれる。2005年にシングル“HOME”でメジャーデビュー。2006年にデビューアルバム『Home』をリリース、60万枚を超えるロングセラーを記録。人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー」を手掛けてきた作曲家、植松伸夫との共作曲“Kiss Me Good-Bye”が挿入歌となった「ファイナルファンタジーXII」は世界的なヒットを記録した。同年12月には日本武道館にて史上初となるピアノ弾き語り単独ライブを大成功させた。2007年に発表したセカンドアルバム『TODAY』は初のオリコンチャート1位を獲得。2008年には〈NHK全国学校音楽コンクール中学生の部〉の課題曲として書き下ろしたシングル“手紙 ~拝啓 十五の君へ~”がプラチナディスクを獲得。世代を超えた大ヒットロングセラーとなる。翌年2009年に発表したサードアルバム『ANSWER』では、前作に引き続き2作連続オリコンチャート1位を獲得。その後も、精力的に5thアルバム『WHITE』、6thアルバム『SONGBOOK』、7thアルバム『BLUE』をリリース。2013年、翌年秋から日本での活動を無期限に停止することをファンに報告。2014年、10年間にわたる日本での活動の集大成となる初のベストアルバム『TAPESTRY OF SONGS -THE BEST OF ANGELA AKI』を発表。8月4日に行われた日本武道館での公演をもって日本での無期限活動停止に入ったのち渡米。以前からの目標であったミュージカル作品の制作のために音楽を一から学び直す。2016年、ウォルト・ディズニーの短編ミュージカル作品「アウト・オブ・シャドウランド」制作に、数々のブロードウェイ作品でトニー賞を受賞している作曲家ジェニーン・テソーリと共に作詞家として参加。東京ディズニーシーのハンガーステージで公開され、ミュージカル音楽作家としての一歩を踏み出す。その後、ブロードウェイ作品のプロジェクトにも関わり始める。また、この時期から作詞、作曲家として日本の数々のアーティスト達にも楽曲提供を開始する。2023年、2024年5月から日本全国で上演されるミュージカル作品「この世界の片隅に」の音楽を担当することを発表。これに合わせて日本での活動再開もアナウンスした。