今年3月のサム41解散ツアーに帯同するUKポップ・パンクのネック・ディープ。彼らの5枚目のアルバムはどこまでも青春まっしぐら、底抜けに明るい音色で聴き手の心を照らす。大人びた表情や思わせぶりな演奏は皆無で、伸び伸びとした歌とメロディーの昂揚感をストレートに叩きつけてくるのみ。一点突破の清々しいパンク・サウンドに自然と笑みが溢れてしまう。