R&Bやゴスペル・シンガーのバック・シンガーとして働きながら、カントリーを歌いたいという夢を捨てきれず、ナッシュヴィルにやってきて10年。ブリトニー・スペンサーが35歳でついにデビュー。シンセの音色を加えたポップ・カントリーやスティール・ギターが鳴るカントリー・ロックに加え、時折入り混じるR&Bのエッセンスは彼女によるものなのか、ダニエル・タシアン(ケイシー・マスグレイヴス他)のプロデュースによるものなのか。“First Car Feeling”はストーンズ風のロックンロール。ジェイソン・イズベル他、豪華ゲストが現代のアメリカン・ドリームの成就に花を添えている。