冒頭の“Show Me How To Love You”からブラコン的な包容力と匂いに心を奪われ、続くド直球ブギー“Let’s Go”であっさり降参。ジーヴァでも活動する彼女の5年ぶりのソロ作は、ジャズやボサノヴァを内包した従来の美点も光らせながら、ジーヴァ仲間のカーリ・シモンズやダズ・アイ・キュー(バグズ・イン・ジ・アティック)らと80年代の都会グルーヴに屈託なく憧れと美メロを捧げる。ナウな音好きも必聴の芳醇な逸品!