●88年、ZEEBRAとDJ OASISがPOSITIVE VIBESを結成

★93年、キング・ギドラ結成

★94年、米MTVの番組「Yo! MTV Raps」に出演

★95年6月、RHYMESTER『EGOTOPIA』収録の“口から出まかせ”にて本邦初公開

★95年7月、コンピ『BEST OF JAPANESE HIP HOP VOL.2』SAGA OF K.G.名義の“未確認飛行物体接近中”で参加

VARIOUS ARTISTS BEST OF JAPANESE HIP HOP VOL.2 PANAM(1995)

 

★95年12月、ファースト・アルバム『空からの力』をリリース

キングギドラ 空からの力 Pヴァイン(1995)

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★96年4月、EP『影』をリリース

キングギドラ P-VINE(1995)

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★96年7月、DJ KENSEIDJ KEN-BOと共に、日比谷野音のイヴェント〈さんピンCAMP〉に出演。サントラにはK DUB SHINEのソロ曲“機能停止”を収録

 

K DUB SHINE 現在時刻 cutting edge(1997)

KGで提示したメッセージ性の高さをさらに追求したソロ・デビュー作。『空からの力』発表時には音楽活動を離れていたDJ OASISも本作のトラックメイクを機に復帰している。そのひとつ“パラレル・ワールド”にはZEEBRAも客演。

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ZEEBRAの98年作『THE RHYME ANIMAL』

ZEEBRA THE RHYME ANIMAL FUTURE SHOCK/ポリスター(1998)

【参考動画】ZEEBRAが2012年に行った『THE RHYME ANIMAL』からの曲を中心に同時期の楽曲を披露した
イヴェント〈LIVE ANIMAL REWIND〉の映像

 

DJ OASIS マジ興味ねぇ Pヴァイン(2000)

〈マイク持つDJ〉としての活かしたソロ・シングルで、表題曲には〈真の渋谷系〉を豪語しながらK DUBが登場。カップリングにはZEEBRAを迎えた“地下から...”(99年に12インチでリリース)を収録。ここから翌年の『東京砂漠』へと繋がっていく。

 

ZEEBRA BASED ON A TRUE STORY FUTURE SHOCK/ポリスター(2000)

その個性を明快に浸透させることに成功したソロ2作目だ。“男の条件”をJB使いの緊迫感溢れるビートでジリジリ盛り上げるのはDJ OASIS。パーソナルな内容の“結婚の理想と現実”ではアウトロ部分でK DUBもシャウトを聴かせている。

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K DUB SHINEの2000年作『生きる』

K DUB SHINE 生きる cutting edge(2000)

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DJ OASISの2001年作『東京砂漠』。“ハルマゲドン”で3人が共演

DJ OASIS 東京砂漠 ATOMIC BOMB/ソニー(2001)

 

K DUB SHINEの2001年作『SAVE THE CHILDREN』。“ザ・シャイニング(KG STILL SHINING REMIX)”にて3人の共演が実現

K DUB SHINE SAVE THE CHILDREN cutting edge(2001)

 

キングギドラ 最終兵器 DefSTAR(2002)

7年ぶりとなったセカンド・アルバム。前作に比べてリリックの内容がさらに具体的になり、歯に衣着せぬ内容で物議を醸した。OASISとZEEBRAを中心にDJ WATARAIINOVADERも関与したトラックも時代に応じてスケールアップしている。

 

★2002年12月、コンピ『SAVE THE CHILDREN』の表題曲にて3人が共演

 

VARIOUS ARTISTS 凶気の桜 DefSTAR(2002)

薗田賢次の監督した同名映画のサントラで、『最終兵器』と同時リリースされたもの。本編の音楽を担当したK DUBらATOMIC BOMB関連の曲を中心に、ZEEBRAを交えたDJ OASIS製“アウトロー”やギドラのリミックスを収録。JUJUの歌う3曲も聴きもの。

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★2003年10月、リミックス盤『最新兵器』をリリース

キングギドラ 最新兵器 DefSTAR(2003)

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ZEEBRAの2003年作『TOKYO'S FINEST』

Zeebra TOKYO'S FINEST FUTURE SHOCK/ポニーキャニオン(2003)

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K DUB SHINE 理由 ATOMIC BOMB/ソニー(2004)

ソロでのフル・アルバムとしては3作目。OASISの助力も得つつ、メッセージ以上に私小説的な側面を強調した作品となり、子供の頃からギドラ時代のトピックもタイトに盛り込んで聴き手を引き込む作りだ。“渋谷のドン”で顕著となるユーモラスな表情が全体を柔らかく響かせる。

 

DJ OASISの2005年作『ウォーターワールド』。K DUBとZEEBRAが別曲で参加

DJ OASIS ウォーターワールド ATOMIC BOMB/ソニー(2005)

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ZEEBRAの2006年作『The New Beginning』

Zeebra The New Beginning UBG/ポニーキャニオン(2006)

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★2006年12月、K DUB SHINEとDJ OASISによるRadio Aktive Projectが初シングル“そりゃぁないよ”をリリース

Radio Aktive Project そりゃぁないよ IND(2006)

 

ZEEBRAの2007年作『World Of Music』

Zeebra World Of Music UBG/ポニーキャニオン(2007)

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★2007年3月、RHYMESTERの武道館公演にてギドラの3人が揃う

RHYMESTER KING OF STAGE Vol.7~メイドインジャパン at 日本武道館~ NEXT LEVEL/キューン(2007)

★2007年7月、K DUB SHINEが書籍「渋谷のドン - Kダブシャインと渋谷のリアルな30年史」を発表


★2008年11月、ZEEBRAの武道館公演にてギドラの3人が揃わず


★2008年11月、ZEEBRAが自伝「ZEEBRA自伝 HIP HOP LOVE」を発表

 

Radio Aktive Projeqt neworlder ATOMIK/ドワンゴ(2009)

スペルを少し変えて登場したファースト・アルバム。過去の曲名を引きながら手厳しい口撃に終始する“そりゃぁないよ”をはじめ、名義にこだわらずギドラの〈次〉を模索したような内容とも言える。振り幅を広げたOASISのラップも聴きどころで、宇多丸UZIの客演もあり。

 

K DUB SHINE 自主規制 ワーナー(2010)

移籍1作目として登場した久々のソロ・アルバムは、社会派な側面にフォーカスした〈メッセージ・ソング・ベスト〉。これ以前の配信シングルに加えて新曲も収録されていて、古今を通じてブレのない主張と軽妙な語り口が楽しめる。

 

★2010年3月、ZeebraがUBGの解散を発表

★2011年4月、東日本大震災のチャリティー・ライヴにキングギドラが出演


★2011年5月、DJ OASISがトベタ・バジュンとのコラボ曲“White Red”を配信リリース
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★2011年6月、KGDR名義での新曲“アポカリプス ナウ”を配信リリース
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Zeebra BLACK WORLD/WHITE HEAT ARIOLA JAPAN(2011)

 

黒白の2枚セットで登場し、曲調もゲストも相当幅広いことになっているレーベル移籍作。同年のKGDRとしての再会を受け、〈BLACK WORLD〉収録の“Pop”では〈KG 3.0〉を謳ってK DUBとOASISが客演(プロデュースはdj honda)。〈超ハードコアな癒し系〉を掲げるOASISのヴァースが男前だ。

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★2011年12月、DJ OASISがミックスCD『東京砂漠 2011 Desertification』をリリース

★2012年2月~、Zeebraの全国ツアーにK DUB SHINEとDJ OASISが帯同する

★2012年3月、DJ OASISが“バッドトリップ”を配信リリース

 

K DUB SHINE 沈まぬ太陽 ワーナー(2012)

〈3.11〉を顧みて怒りと同時に前向きな姿勢を見せるOASISプロデュースの表題曲に、橋本美香&制服向上委員会とのコラボ“節電ララバイ”を収めたシングル。ボーナス・トラックとしてKGDRの“アポカリプス ナウ”も収録されている。

【参考動画】K DUB SHINE“沈まぬ太陽” ライヴ映像

 

Zeebraの2013年作『25 To Life』 

Zeebra 25 TO LIFE ARIOLA JAPAN(2013)

 

★2014年3月、K DUB SHINEが“物騒な発想(まだ斬る!!)”を配信リリース

★2014年5月、K DUB SHINEが“O.R.E.”を配信リリース

★2014年6月、Zeebraが新レーベル・GRAND MASTERを始動

 

Zeebraの2014年作『Summer Collection』

Zeebra Summer Collection GRAND MASTER/ARIOLA JAPAN(2014)

 

★2015年6月、『空からの力:20周年記念エディション』がリリース

 

※【PEOPLE TREE:KGDR特集】の記事一覧はこちら